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症例

【症例】古くなった前歯の被せ物の下で進行した虫歯の処置とジルコニアクラウンによるやり替え

2021/10/26

  • 虫歯

  • 審美歯科治療

【症例】古くなった前歯の被せ物の下で進行した虫歯の処置とジルコニアクラウンによるやり替え

治療内容 根管治療を伴う前歯のやり替え
期間 1ヶ月半
治療回数 6回
費用 ジルコニアクラン3本 330,000円(税込)
ファイバーポスト3本 66,000円(税込)
仮歯3本 10,500円(税込)

治療前の状態・主訴

治療前の状態・主訴

治療前の状態・主訴

患者様は、前歯の被せ物がかなり古くなり根元も合わなくなってきて、色と見た目が気になるとのことで来院されました。

治療詳細

レントゲン画像にて、根尖病巣を確認しました。また3本のうち1本は根管内に薬が入っていない状態だったため根管治療からやり直すことになりました。
平行して歯科衛生士によるスケーリングにて全顎的に歯石除去とステイン除去を行いました。

レントゲン画像では明らかな虫歯は確認できなかったのですが、補綴物を除去してみると、中にかなり進行したう蝕(虫歯)がありました。

根管治療後は患者様と相談の上、なるべく歯の根に負担をかけないよう金属製のコアではなくファイバーポストを使用することになりました。

根管治療をした歯は、基本的にはコアを根管に差し込んで土台とし、その土台の上にクラウンなどの被せ物を被せる二重構造となっています。
根管治療をした歯で歯冠がほとんど残っていない歯の場合は、コアに大きな力がかかります。その時に根管が金属に負けてしまい歯根破折してしまうことがあります。コアをファイバーポストにするとそのリスクを下げることが可能です。

治療後の様子

治療後の様子

ご自身の歯を守る処置もでき、歯も歯茎も健康な状態かつ美しくなりました。

主な副作用・リスク

  • 保険適用外の治療となります
  • 補綴物、特にコア除去時に歯根が破折するリスクがあります
  • 根管治療の後一時的な痛みが生じることがあります

古くなった補綴物の下には虫歯が隠れている可能性があります

今回は主訴である3本の歯のやり替えを行いました。できるだけ周りの歯の色に合うように被せ物(クラウン)を作成しました。
色、形ともに患者様に満足していただくことができたと思います。

虫歯のできている場所によっては補綴物などの影響でレントゲン画像でははっきりと確認できないこともあります。
場合によっては補綴物を外して確認が必要なこともあります。しかし、補綴物を外すリスクもあるので、歯科医師のしっかりとしたカウンセリングが重要です。
また、定期検診にて補綴物やレントゲン画像の長期的変化をチェックしていくことで、早期に問題に対処することができます。

恵比寿デンタルクリニックでは、患者様に合わせた治療を丁寧なカウンセリングを行ってご提案しています。
また、歯のクリーニングについてはじっくり時間をかけて行い、患者様のお口の中の変化も丁寧に診ております。
治療して終わりではなく、ご自身の歯をより健康な状態で長く使っていただけるよう、是非定期健診、歯のクリーニングにいらしてください。

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