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電動歯ブラシのメリットデメリット、選び方のポイント

2023/12/10

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電動歯ブラシのメリットデメリット、選び方のポイント

みなさんは、歯を磨くとき、普通の歯ブラシを使っていますか?それとも、電動歯ブラシを使っているでしょうか?

最近では、電動歯ブラシを使っている人や、これから使おうかと考えている方も増えてきているのではないでしょうか。

電動歯ブラシは、正しい使い方や選び方をすれば、手用ブラシ(普通の歯ブラシ)に比べて効率的に汚れをキレイにすることができます。

そこで今回は、電動歯ブラシのメリットやデメリット、電動歯ブラシを選ぶ上でのポイントなどをお話していきます。

電動歯ブラシの種類について

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まずは電動歯ブラシの種類や運動様式について説明します。

現在の電動歯ブラシは『反復回転式』と『音波式』が主流となっています。『超音波式』もありますが、今回はシェアが高い2つのタイプ、反復回転式と音波式について、仕組みを解説します。

反復回転式

ブラシが高速で回転運動することで汚れを除去します。

歯科のクリーニングで使用している歯面清掃器具の動きと似ています。回転式ですので磨く力が強く、しっかり磨いたという実感も得られやすくなっています。

音波式

音波振動および音波の振幅により音波水流が発生し、汚れを除去します。

振動は1分間に2-4万回と言われており、これは反復回転式の回転より多く、細かな振動で、優しい力で磨くことができます。

電動歯ブラシのメリット

続いて、電動歯ブラシのメリットを3つご紹介します。

1.手用ブラシに比べて効率が上がる

人の手で磨くよりはるかに高速で振動することにより、効率良くキレイにすることができます。

種類にもよりますが、音波ブラシなどはブラシが当たってない部分にも振動を与えることができ、手用ブラシでは磨き残しの多い歯周ポケット内の清掃性も高くなります。

2.年齢を問わず簡単に使える

電動歯ブラシは本体を大きく動かすことなく、歯に当てるだけで磨くことができます。

正しい当て方で使うことができれば、力の入りづらい子供や高齢者の方でも手が疲れることなく使用できます。

3.歯にかける圧力を一定にできる

電気の力で動くため、軽く支えるように持つだけで一定の圧力をかけて磨けます。

手動であれば力を入れすぎてしまうところや、磨きにくく力が入らないところもあると思いますが、電動歯ブラシではその心配はありません。すべての歯を同じ力で磨くことができます。

電動歯ブラシのデメリット

ただし、電動歯ブラシには以下のようにデメリットもあります。

1.コストがかかる

電動歯ブラシ本体は数千円から数万円かかります。また、ヘッド部分も手用ブラシと同様に消耗品であり、衛生用品であることを考えると定期的に交換する必要があります。

本体の回転や振動を伝えるヘッドですので、メーカーが出している専用のヘッドが必要であり、手用ブラシに比べるとコストがかかります。

2.歯や歯茎が傷つく場合がある

電動歯ブラシは自分では上下に動かさず、軽く触れるように使用するタイプが多いです。

しかし、自分で動かす手用ブラシに慣れている方は、動かし方が大きくなってしまったり、力のかけ方が強くなってしまったりと、歯や歯茎を傷つけてしまう可能性があります。

購入前に確認しておくこと

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ここまで、電動歯ブラシのメリットやデメリットをご紹介しました。それでは、いざ電動歯ブラシを購入する際、確認しておくと良い4つのポイントをご紹介します。

1.運動様式

反復回転式や音波式など、タイプにより動かし方が異なるため、個人によって合うもの、合わないものがあります。

自分にはどのタイプが合いそうか、確認しておきましょう。

2.電源について

電源には、電池式と充電式があります。

持ち運びをするか、それとも主に自宅で使用するか、使用シーンを考えて選びましょう。

電池式

持ち運んで、外出先でも使いたい場合におすすめです。コンパクトで軽量なタイプが多く、電池があればどこでも使用可能です。

安価なものが多いですが、充電式に比べて振動数が少ない場合もあるのでこちらは確認しておきましょう。

充電式

振動回数が多い高性能なものが多く、効率よく磨きたい方におすすめです。

スタンドに立てておけば充電できるものもあり、自宅での使用に向いています。

ただし、内蔵バッテリーになるので電池式に比べてサイズが大きいものもあり、重さや持ちやすさは実際に確認しておきましょう。

3.歯ブラシの大きさなどの形態

ヘッドの大きさやグリップの形状は、磨きやすさに影響します。ご自身の口の開き具合や、手の大きさに合うものを選びましょう。

電動歯ブラシには海外のメーカーのものも多く、ヘッドが大きいものも多いです。大きすぎたり、重すぎたりすると扱いづらいうえ、歯磨きを短時間で済ませてしまいがちになってしまう方もいます。

細かいところも磨きやすい小さめのタイプがおすすめです。

4.付属品・機能

商品によって、ブラシの付け替え次第で別の使い方ができるタイプもあります。

ホワイトニング用や舌磨き用など、付属ブラシの種類は製品ごとに異なるので、購入前に確認しましょう。

歯磨き以外の効果も期待するなら、ブラシの種類が多いタイプを選びましょう。

自分に合った電動歯ブラシをお探しの方はぜひご相談ください

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以上、電動歯ブラシについてお話ししました。最近はいろいろなメーカーが電動歯ブラシを販売しており、いろいろな種類があります。ご購入の際に参考にしていただければと思います。

最後に電動歯ブラシをご購入の際の注意なのですが、家電量販店ではお口の中を見ることができず、自分に合わない製品を買ってしまう可能性もあります。

電動歯ブラシの購入を迷っている方や、どのタイプが合っているのかわからないという方は、ぜひ歯科医院にクリーニングに来ていただき、歯科医師や衛生士と話し合った上で購入することをおすすめします。

電動歯ブラシなど、クリーニングについて気になる方、歯のことでお悩みの方は、ご相談だけでも構いませんので、ぜひ一度当院にご相談ください。

こちらもご参照ください。
恵比寿デンタルクリニック東京|予防治療/クリーニング
恵比寿デンタルクリニック東京|歯のクリーニング、口腔内のメンテナンスの重要性

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