【症例】虫歯に対するジルコニア治療

症例

【症例】虫歯に対するジルコニア治療

2025/06/16

  • ジルコニアセラミック

【症例】虫歯に対するジルコニア治療

治療内容 Zenostar(ジルコニア)治療
期間 2週間
治療回数 2回
費用 88,000円(税込み)

治療前の状態・主訴

今回の患者様は20代女性の方で、痛みの主訴はありませんでしたが、定期検診時のレントゲン撮影により、奥から二番目の歯と歯の間に虫歯を認めたため、虫歯の部分を削り、詰め物をするために歯の形を整えました。

奥から二番目の歯は、お口の中で一番噛む力がかかるため、割れにくい素材をとのことで、今回はジルコニアを選択しました。

(ジルコニアはセラミックに対して2倍以上の強度があるため、特にブリッジや今回のような奥歯の治療ケースに適しています)

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治療詳細

こちらが最終的に詰め物(ジルコニア)を入れた時のお写真です。

しっかりとしたフィット感があり、色調も大分馴染んでいます。

色調については、型取りの際に患者様と私たちで一緒に確認しながら決めていきます。

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治療後の様子

咬合も安定しており、強度があるため、今後の長期的な使用にも安心感があります。

主な副作用・リスク

今回使用したジルコニアはe-max(セラミック)と比較して透明感が低いため、審美性の面ではセラミックにやや劣りますが、今回のように自然に周囲の歯に馴染んだ状態になることも可能です。

また、他の被せ物の治療と同様に被せ物ができるまでの間、仮の封の状態になりますので、その間は粘着性のある食べ物、固い食べ物で外れたりするリスク、滲みたりするリスクがございます。

もし仮の封が外れたり、滲みたりすることがあれば遠慮なくご連絡ください。

ジルコニアの適切な治療と定期検診の重要性

今回は、患者様が定期検診にしっかりと来ていただいていたため、痛みが出る前の段階で虫歯を早期発見し、治療に取り組むことが出来ました。これは、虫歯が進行してからではなく、初期の段階で介入できた良い例です。裏を返せば、たとえ痛みがなくても虫歯ができていることもあるため、定期検診にしっかりと通っていただく重要性を、改めて感じさせられるケースでもありました。

今回使用したジルコニアは、非常に高い強度と耐久性を備えた自費の素材であり、特に奥歯のように強い力がかかる部位での修復に適しています。ただし、どれほど良質な素材を使用しても、長期的に良好な状態を保つためには日々のケアと定期的なメンテナンスが不可欠です。

今後も詰め物の状態や、周囲の歯や歯茎の健康を継続的にチェックしていくために、ぜひ引き続き定期検診にお越しいただくことをおすすめします。早期発見・早期治療を積み重ねていくことで、お口全体の健康を長く維持していくことが可能になります。

 

恵比寿デンタルクリニック東京  伊村

 

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