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【症例】気になる前歯の歯並びを矯正治療と補綴治療で改善
2025/05/27
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矯正治療
| 治療内容 | 矯正治療、補綴治療、ホワイトニング |
|---|---|
| 期間 | 約８ヶ月 |
| 治療回数 | 17回 |
| 費用 | ・矯正治療 240,000円 ・補綴治療（ジルコニアクラウン） 600,000円 （1本 120,000円） ・ホワイトニング 30,000円 （税抜金額） |
治療前の状態・主訴
患者様は20代の女性で、前歯の並びが気になり、改善したいとの主訴で来院されました。
長期の海外渡航を控えており、渡航までの限られた時間内での治療をご希望されていました。
現在の歯並びのまま補綴治療を行うと、歯の神経を取らなければならない可能性があり、また被せ物の形が不自然になってしまう恐れがあるため、まずは歯列矯正を行い、歯並びをある程度整えた後に補綴治療をすることになりました。
治療詳細
まずは歯列矯正で歯の位置を移動させます。
前歯２本を中央に寄せ、楕円部分にスペースを作るように矯正治療を行いました。
矯正は目立ちにくいマウスピース矯正を用い、約６ヶ月間行いました。
また、矯正治療と並行してホワイトニングも行いました。
通常、矯正治療後は歯の後戻りを防ぐために一定期間の保定が必要ですが、今回は渡航までの時間が限られていることから、補綴物を連結にすることで保定装置の役割も兼ねるよう計画しました。
治療後の様子
補綴治療では、歯肉のラインを揃えるように作成し、補綴物の色調は患者様のご希望により下の前歯よりわずかに明るく、かつ自然な白さになるように作成しました。
補綴の形についても、唇やお顔全体のバランスを見ながら、患者様のご希望に沿うよう作成しています。
補綴前に矯正治療を行ったことで、天然歯の削る量をなるべく減らすことができ、神経を残したまま治療をすることができました。
患者様からは、「笑った時の印象がすごく変わった」と喜んでいただけました。
主な副作用・リスク
・補綴物を作成する時は歯を削る必要がありますが、削った後どの程度痛みが出るか、またどの程度痛みが持続するかは個人差があります。
・矯正治療においてもどの程度歯が動くかは個人差があり、治療期間や効果にはばらつきが生じることがあります。
・連結の補綴物は歯の移動を予防することができる一方で、清掃がやや難しくなる傾向があります。
・補綴物と歯周組織を良好な状態で維持するためには、定期的なメンテナンスが必須です。
印象を決める前歯、あなたに合ったデザインを
前歯の形や並びは、その方の印象に関わる重要なパーツだと思います。その方の他の歯の状態や顔の骨格、口唇などによっても、どういった歯の形態が良いか変わってきます。恵比寿デンタルクリニック東京では、患者様お一人おひとりと丁寧にご相談をしながら、その方に最もふさわしい補綴を完全オーダーメイドで作成いたします。矯正治療や補綴治療にご興味、ご質問などありましたらお気軽にお声がけください。
恵比寿デンタルクリニック東京 院長岡本
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