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虫歯は進行するほど治療期間が長くなり、費用もかさみます

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「まだ痛みを感じるほどではないけれど、甘いものや冷たいものを食べるとしみることがある」

このような症状が現れてきたならば、すでに虫歯が進行し始めています。一度進行してしまった虫歯は自然には治りませんので、早期治療をするためにも放置せず、早めに歯科医院で診察を受けましょう。

削るべきときは削り、抜くべきときは抜く治療を

現在虫歯治療では、MI(ミニマルインターベンション)といって、できるだけ歯を削らない、削るとしても最小限にするという治療が盛んに行われています。もちろん、その考え方は大切です。しかし、症例によってはある程度削ったり、ときには抜いてしまったりした方が、予後がよい場合があります。

たとえば咬み合わせが悪い場合、歯を一定量削る必要が出てきます。一例ですが、咬合性外傷というのは、咬み合わせによる負担のために、歯や歯ぐき、歯を支えている骨、顎の関節が負傷する可能性があります。この場合、歯が摩耗したり折れたりすることがあるので、治療では外傷を起こしている歯の部分を削り、咬み合わせを正常にします。

虫歯部分を削って詰め物や被せ物をするときには、ある程度削ってしまわないと、製作した詰め物や被せ物がうまく合わなくなることがあります。また、削ることによって、詰め物などが外れにくくなるのです。歯周病治療でも、症状が進んでいる歯を抜かずに残しておくことで、かえって隣にある健全歯に悪影響を与えてしまうことがあります。こうしたときには、やはり抜歯をして歯周病を根治させなければなりません。

もちろん、こうして歯を削ったり抜歯をしたりする場合には、なぜそうした処置が必要となるのかをていねいにご説明いたします。患者様に納得いただいた上で、処置をいたします。

虫歯の自覚症状

●痛みなどは感じにくい
ごく初期の虫歯。エナメル質内だけの虫歯なので、適切な歯みがきをすることで再石灰化する可能性があります。

●甘いものがしみる
少し進んだ虫歯。浸透圧の関係で、甘いものがしみるようになります。

●冷たいものがしみる
象牙質まで虫歯が進んだ状態。

●熱いものがしみる
虫歯が歯髄(神経)まで達している状態で、かなり進行しています。

●黙っていても痛みがある
虫歯が進行した状態。ここまでくると、麻酔も効きにくくなります。

●それまで続いていた痛みが治まって、放置している状態
痛みを感じる神経そのものが壊死している状態です。そのまま放置すると、歯根部分に膿が溜まるようになり、激痛が生じます。

虫歯の進行度別治療

COの治療

歯の表面のエナメル質が脱灰して溶け始めた状態です。健康な歯は表面に透明感がありますが、脱灰が起きた部分は白っぽく濁って見えるのが特徴です。以前はこの部分を削って治療していましたが、現在は削らずに、適切な歯みがきやフッ素塗布などで進行を防ぎます。

C1の治療

初期の虫歯です。虫歯部分を削って取り除き、レジンという修復材を詰めます。レジンは光に反応して固まる性質があり、型採りをしなくてすみます。この段階であれば治療は1回ですみ、費用も高額にはなりません。

C2の治療

虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで達した状態です。進行が早くなり、痛みが生じるようになります。治療では、症状によって局所麻酔を使用し、虫歯部分を削ります。削る部分が大きな場合には、インレー(詰め物)をします。型を採るので、治療には少し時間がかかります。

C3の治療

虫歯がさらに深くまで進み、歯髄まで侵された状態です。熱いものがしみ、何もしなくても痛みがあります。ここまでくると、歯髄と炎症が起きている部位を取り除く治療(根管治療)が必要となる場合があります。歯の修復では、部分的なインレーを使うことができないことがほとんどなので、土台を作った上で歯全体を覆うクラウンを被せます。

C4の治療

末期の虫歯で、歯そのものが崩壊した状態です。C3の場合と同じように土台を作ってクラウンを被せるか、あるいは抜歯をする必要があります。激しい痛みがありますが、そのまま放置すると、やがて痛みがなくなってきます。これは神経が壊死したためで、治療せずにいると根っこに膿が溜まり、激しく痛みます。治療の際には麻酔をかけますが、ここまでくると麻酔も効きにくくなります。抜歯をした場合は、ブリッジ、部分入れ歯、インプラントを行う必要があります。

根管治療

根管とは、歯の根っこの部分のことで、内部に神経が通っています。虫歯が進行してしまい、歯髄という神経まで達すると、根管内の歯髄を取り除かなければならなくなります(抜髄:ばつずい)。歯髄を取り除いたあとは根管内を徹底的に洗浄・消毒し、薬を充填して細菌が侵入するのを防ぎます。この治療を「根管治療」あるいは「歯内療法」と呼びます。

マイクロスコープを使った精度の高い治療

根管治療の予後をよくするためには、いかに根っこの内部をクリーンに保つか、が重要です。しかし根っこの内部は細く、ときには何本も入り組んでいることがあるので、肉眼だけで治療するには限界があります。そこで威力を発揮するのがマイクロスコープ。当院ではマイクロスコープを使い、治療箇所も大きく拡大して汚れを完璧に取り除き、その後しっかりと消毒します。

※マイクロスコープを使った治療は自由診療となります。

根管には、副根管といって、目には見えないようなごく細い根管があることがあります。1つの根管しかないように見えていながら、実は細い根管が1つか2つ存在するのです。これらは肉眼ではとても見ることができないので、従来の根管治療では見落とされることが多かったものです。そのため、根管治療の成功率は60%程度と低いものだったのです。しかし、マイクロスコープを使うとこうした微細な根管まで見ることができるので、治療にも反映しやすくなります。

根管治療の流れ

  • STEP1
    根管内の歯髄(神経)を取り除き、消毒
    根管は歯によって、また人によっても本数が異なります。前歯と小臼歯でだいたい1~2本、大臼歯では1~4本あるとされます。これらを1本ずつていねいに消毒しなければなりません。
  • STEP2
    根管内の形を整える
    根管の形は単純ではなく、楕円形や三角形、樋状、二股状など複雑な形をしています。これらの消毒を終えたら、薬を入れやすい形に整えます。
  • STEP3
    薬を緊密に入れる
    ガッタパーチャというゴムのような充填剤を内部に緊密に詰めていきます。歯髄をすべて除去した歯は再感染しやすいので、根管内に空気が残っていると再感染したり痛みが生じたりする原因となります。ガッタパーチャを詰め終わったら、詰め物や被せ物をします。また、症例によって金属の土台を入れることもあります。
  • STEP4
    最終確認
    根管の先端部分までしっかり充填剤が入っているかを、レントゲンを使って確認します。

根管治療の回数
根管治療の回数としては、およそ90%の患者様が3回程度で終わります。1回の治療で上記STEP1~3まで行いますが、根管の数が1~2本ならば2回程度、3~4本ある場合は2~3回かかります。根管が再感染してしまったり、治療後も痛みが取れなかったりする場合には、さらに治療が必要です。

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