2015年6月24日

夢のクリニックが患者様をお迎えいたします

院長あいさつ

こんにちは。恵比寿デンタルクリニック東京の院長、藤井毅です。
恵比寿といえば、住んでみたい東京の街として常にトップクラスの人気を誇る場所。そんな恵比寿の駅前に、私が考える「夢のクリニック」ができました。それが恵比寿デンタルクリニック東京です。

夢のクリニックとは何でしょう。それは、ラグジュアリー感漂う気品ある空間を提供し、最新の設備と高い医療技術で治療を行う医院であり、そして何よりも歯を通して患者様の健康を長きにわたって実現していく場所です。このクリニックで私は、長年歯科医師として培ってきた知識と技術を最大限に発揮し、患者様に最高の医療サービスを行っていく所存です。

ホテルのような空間で歯科治療院長あいさつ
当院のドアを開き、足を踏み入れたなら、そこには優雅で落ち着きのある空間が患者様をお迎えいたします。中間色と天然木材を使用した空間は、東京のオアシス。高級感の中にもどこか安らぎのある内装は、これから歯科治療を受ける患者様の緊張を解きほぐすことでしょう。

特に、自由診療を受けられる患者様をお通しする診療室兼待合室は完全個室となっており、プライバシーにも配慮した構造。お待ちいただく短い時間もくつろいでお過ごしいただけます。また、待合室は診療室と直接つながっており、患者様には無駄なく治療に移っていただくことが可能です。

病態の背景を考えて治療いたします

院長あいさつムシ歯が痛むという場合、ムシ歯菌に侵されている部分を削り取り、そこに詰め物をして終了。これでは本当に治療したとは言えない、というのが私の考え方です。何が原因でムシ歯になったのか。

たとえば、歯並びがよくないために歯垢が溜まりやすくなっていてムシ歯になったのかもしれません。あるいは、歯みがきに問題があるために歯垢が十分に除去されていないのが原因かもしれません。また、歯の質がもともと弱く、ムシ歯菌が出す酸によってすぐに歯が溶かされてしまうのが原因かもしれません。単にムシ歯といっても、ムシ歯ができるのにはさまざまな背景があり、それを根本から治さなければ本当にムシ歯を治したことにはならないのです。

歯並びがよくない場合には、その問題を改善する処置が必要です。歯みがきができていない場合には、正しい歯みがきの指導が必要です。歯の質が弱い場合には、フッ素を塗布するなどして歯を強くする処置が必要です。歯を削って詰め物をするだけでなく、患者様一人ひとりが抱えておられる背景を探り、根本にある問題の解決を図りながらムシ歯を治す。これが、当院が考えるムシ歯の治療です。

治療したあとも大切なのです
さらに当院では、ムシ歯を治したあとのことまで考えております。たとえば、せっかくムシ歯を治しても、咬み合わせが悪くなってしまったのでは、またムシ歯が再発するかもしれません。咬み合わせが悪いと、身体全体の健康にも悪い影響を与えることもあります。1本のムシ歯を治したことで歯並び全体のバランスと咬み合わせに異常が出ないよう、当院では十分に注意をして治療をしております。

また、治療後も明るい笑顔で毎日を送っていただけるように、当院では審美的な側面も重視しております。ムシ歯が治ってひどい痛みがなくなったとしても、治療の跡が目立っていたのでは、本当に治ったことにはならないと考えます。笑ったときに人から見えるところに治療した歯がある場合、誰でもできるだけ治療の跡は目立たない方がよいと思うことでしょう。当院では、治療後もできるだけ天然歯に近い状態となるよう、適切な治療法をご提案いたします。患者様が明るく自信をもって笑顔を見せることができるよう、お力添えいたしております。

治療経験を重ねることで到達した考え方

歯科治療に対する以上のような考え方を持つに至ったのは、歯科医師となってから今日まで、治療経験を重ねる中で私が培い、考えを重ねてきた結果です。

インプラント以外に興味がなかった時代院長あいさつ
私がまだ歯学部の学生だった頃、歯科の世界ではインプラントが全盛でした。天然歯と同じようにものを咬むことができるようになるというこの治療法は、まさに夢の治療でした。もちろん、インプラントを施術するには高度な技術と経験が必要です。

新しい医療技術に魅了されていた私は「インプラントこそこれからの歯科医師に必要なもの」と考え、いずれ開業するときにはインプラントを中心に患者様を診ていきたいと考えました。

大学卒業後、私は横浜のある歯科医院の勤務医となりました。何事も興味をもったものにはとことん突き詰めるまで熱中する癖のある私は、毎日の医療の傍ら、夢中でインプラントの勉強を続けていきました。私の胸の内では「3年間ここで頑張ったら、独立してインプラントを中心とした医院を開業しよう」と考えていたのです。

基本に立ち戻ることの大切さに気づく
その後、1年、2年と歯科医師の仕事を続けているうちに「これはちょっと違うのではないか」という思いが表れてきました。私が勤めていた医院の院長は非常に勉強熱心な方で、勉強会などの機会があればどんどん参加するように勧めてくれました。そのおかげで、インプラントだけでなく、あらゆる治療科目について知見を広め、またほかの歯科医師との交流も広げていくことができました。その結果として、私の心の中にも変化が起きてきたのです。

確かにインプラントは素晴らしい治療法です。ただしそのためには、ムシ歯治療や根管治療、それに歯周病の治療も欠かすことができません。

たとえば歯周病は、歯周ポケットに溜まった歯周病菌が歯肉や歯根部を侵していき、最後には歯を支える歯槽骨(顎の骨)を溶かしてしまい、歯が抜けてしまうという病気です。インプラント治療をする前に、十分に歯周病を治しておかないと、インプラントの残存率が非常に低くなるということがわかっています。

同様に、インプラント治療を行う前にムシ歯治療や根管治療もしっかりしておく必要があることが、経験を積み重ねていくほど痛切に感じられるようになりました。

インプラントのような先進的な治療を行うには、歯科治療の基本とも言えるムシ歯治療や歯周病治療、根管治療などをしっかりした上でなければ、決してよい結果は得られないのです。

ここにきて、私が胸に描いていた「3年後に独立してインプラント中心の歯科医院を開業する」というプランは「もっと基礎の勉強を充実させ、歯科医師として総合的な知識と技術を磨いていく」ことに変わっていきました。そして患者様と真摯に向き合い、研鑽に努める日々が、最終的に12年続くこととなりました。

できないことをなくしたい、という思い

院長あいさつこの12年の間に、私の歯科医療に対する姿勢も自ずと変わってきました。まず1つ目は「治すべきところは徹底して治す」ということです。ムシ歯を治すのであれば、病巣を徹底して取り除き、再発しないようにする。歯石を取るのであれば、あとに残るものがないように微細なものまで取り除く。もちろん、そこまでやるには患者様に十分説明するという、インフォームドコンセントを大切にします。

もう1つは「総合的に診て治療をする」ことです。ムシ歯治療ならば、なぜムシ歯になったのかということまで考えることが大切です。歯並びに原因があるのか、あるいは咬み合わせがよくないためにムシ歯になりやすい部位ができているのか。そこまで考えて治療をするようになりました。

歯並びが悪いところを治療する場合にも、歯科医師によっては簡単に歯を削って被せ物をするだけで終わらせてしまうこともあります。しかし、それだけでは本当に治したことにならないというのが私の考えです。被せ物を装着したことによって咬み合わせがおかしくなることはないのか、ということまで注意を払い、さらに被せ物が外れないようなお口の環境も整える必要があります。その上で審美的にも優れた状態にしなければならないと考えます。

そのためには十分に時間をかけてじっくりと治療をしていくことも重要です。患者様一人ひとりに満足していただける治療をするために、1人の歯科医師として、できないことはなくしたいという思いが強くなりました。

自分自身でも受けたいと思う治療を目指します

院長あいさつこうした考え方を納得いくまで実現していくには、勤務医ではなく自分の医院を持つ必要がありました。そして2015年、ついに実現したのが私にとっての「夢のクリニック」です。

医学は日進月歩でどんどん発展しています。現在では、多くの歯科医院で優れた材料と最新の機材を使って治療にあたっています。しかし重要なのは、それらを十分に使いこなしていくことができる高い技術であり、世界中から寄せられる新しい技術を取り入れて実際の治療に役立てていく向上心であることを確信しています。

「夢のクリニック」が単なる惹句ではなく、実質を伴ったものであり続けるために、私は歯科医学に関するさまざまな勉強会、海外で開催される学会等に積極的に参加して日々研鑽を重ね、常によりよい医療を行っていけるよう努めています。それは、私自身が受けたい治療を実現していくことであり、家族にも受けさせたいと思う治療を実施していくこと、と言ってもよいでしょう。

5年後、10年後にも、当院で治療を受けてよかった、と患者様に言われるような歯科医院にしていくことが、私の使命です。

院長略歴

院長あいさつ医院長 藤井 毅

【略歴】
1996年 日本大学松戸歯学部入学
2002年 同学部卒業
・歯科医師免許取得
医療法人社団港成会 入社
2006年 同法人理事就任
アイランドタワーデンタルオフィス開業
2009年 同法人副理事長就任
2013年 同法人代表理事就任
2015年 恵比寿デンタルクリニック東京開業

【所属団体】
AAP学会(ロサンゼルス)
PRD学会(ボストン)
藤本研修会 咬合・補綴コース受講
JIADSペリオ6ヶ月コース受講
インプラント再建歯学研究会100時間コース受講
5-D Japanアドバンスコース受講
日本口腔インプラント学会 会員
ノーベルバイオケア インプラントベーシックコース受講
横浜市歯科医師会会員
横浜市中区歯科医師会 厚生部 委員長

再生療法とは

再生療法

再生療法とは、歯周病によって歯肉が痩せてしまったり歯を支えている歯槽骨が溶けてしまったりした場合に、歯肉や顎の骨などの歯周組織を外科手術によって回復させる治療法です。

再生療法では縫合が最も重要ですが、肉眼ではしばしば歯肉をうまく縫い合わせることができないことがあります。当院ではマイクロスコープを使い、縫合の際にも精度の高い治療を行っております。

再生療法の種類

再生療法の種類歯周組織の再生療法には、エムドゲイン、GTR、骨移植があります。また、歯周形成外科として、FGG(遊離歯肉移植術)とCTG(結合組織移植術)があります。

エムドゲイン
エムドゲインは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しい歯周組織再生誘導材料です。主成分は、子どもの歯が生えてくるときに重要な働きをするタンパク質の一種であるエナメルマトリックスデリバティブです。

歯の周りにある汚れや悪くなった組織を完全に取り除き、骨量が減ってしまった部分にエムドゲインゲルを注入して歯周組織の再生を促します。歯が作られるときと同じタンパク質なので、自然に吸収されて再生が始まります。

GTR
まず、歯の周りにある汚れや悪くなった組織を完全に取り除きます。そして骨量が減った部分に人工膜(メンブレン)を設置して歯周組織を再生させます。歯周組織が回復したあとに人工膜を除去する必要があります。

骨移植
歯槽骨が溶けてしまい、骨が失われた部位に自家骨や人工骨を移植する治療法です。骨を移植する部位の周囲にムシ歯や歯周病がある場合には、それらの治療後に移植を行います。

FGG(遊離歯肉移植術)
歯肉が下がってしまった部分の周囲に、上顎の口蓋から上皮のついた歯肉を切り取って移植します。

CTG(結合組織移植術)
上顎の口蓋から結合組織だけを切り取り、歯肉が下がっている部分の上皮と骨膜の間に移植します。こうすることによって、歯根面を覆う歯肉に厚みを出します。

術後のケア

術後のケア手術によって再生した歯周組織も、その後のお口のケアを怠って歯周病が再発してしまっては意味がありません。再生療法後は、定期検診を受けて歯周病を予防することが大切です。

歯ぎしり・食いしばり治療の前に、咬み合わせ・歯周病の治療を

マウスピース治療

当院では、歯ぎしりや食いしばりの原因となる咬み合わせを修正するために、高さの合わない詰め物の調整や、ムシ歯・歯周病の治療などを行います。特に歯周病は咬み合わせと密接な関係があるので、その治療を積極的に行っております。

歯ぎしり・食いしばりとは
歯ぎしり・食いしばりは、実はほとんどの人に見られるものですが、音がしない場合もあることから自分ではなかなか気づきにくい癖です。しかし、一晩の歯ぎしりに使われる力は、一生分の咀しゃくに匹敵するほど強いものと言われています。問題のある歯ぎしり・食いしばりをそのまま放置しておくと、歯にヒビが入ったり、顎の骨を溶かしたり、歯根を露出させたりといったダメージを与えることがあります。

歯ぎしり・食いしばりの原因歯ぎしり・食いしばり
最新の研究では、これらの現象は中枢性のストレスに対する生体の防御反応だとされています。精神的または肉体的ストレス下にあると、生体は歯ぎしりや食いしばりをすることで不安や憂鬱などのストレスを発散しているのです。これはほとんどの人に多かれ少なかれ見られるもので、人それぞれに咬み合わせや咬む力も違うことから、その運動パターンや作用時間、力の程度や歯ぎしり・食いしばりをする歯の部位も異なっており、結果として歯に対してどの程度の影響が現れるかもまったく異なっています。

異常に歯がすり減る、破折する、咬むと痛い、歯がしみるといった自覚症状がある場合は、医師の診断をお勧めします。また、歯ぎしり・食いしばりがあると、耳鳴りや熟睡できないといった身体に関する障害が現れることもあります。特に、歯ぎしりは睡眠時無呼吸症候群とも関係が深く、放っておくとさまざまな二次障害に発展する可能性のある恐ろしい病気であると言えます。

<歯ぎしり・食いしばりの症状>
・咬合面が平らになる
・歯に金属の線状のキズがある
・咬むところにゴルフボールのような溝がある
・歯の周りの骨が隆起している

歯ぎしり・食いしばりの治療

院長あいさつ当院では、お口の中の環境が歯ぎしり・食いしばりの原因となっている場合は、まずその原因である咬み合わせの治療や詰め物・被せ物の治療をいたします。さらに、睡眠時に上下の歯が接触しないようにお口の中にマウスピースを入れるマウスピース治療を行っています。

ナイトガード
患者様のお口の形に合わせて作ったマウスピースがナイトガードです。睡眠時にこれをはめておくと、歯や顎の骨にかかる力を軽減する効果があり、歯ぎしりや食いしばりによる症状を和らげることができます。

オーダーメイドのスポーツ・マウスピース

スポーツ・マウスピースボクシングやラグビーなど、激しく身体をぶつけ合うスポーツではお口の中を傷つけてしまうことがあります。そのため、試合中にはマウスピースをつけることが義務づけられています。また、最近はジムなどでウェイトトレーニングをする方が増えていますが、ウェイトを持ち上げるときなど、歯を食いしばることが多いのでマウスピースを使っている方もいます。

こうしたマウスピースはスポーツ専門店で販売されていますが、既製品ではなかなかお口にぴったりフィットさせることができず、十分にお口を保護することができません。当院では、こうしたスポーツで使うスポーツ・マウスピースをオーダーメイドでお作りしております。お口の中の型を採って作るので、一人ひとりのお口にフィットするものができあがります。

こうして作るマウスピースは、一部の歯にだけ余分な力をかけることなくしっかりと咬みしめることができるようになるため、ストレスがなく、集中力が増すといった効果も得られます。市販のマウスピースでは満足できないと感じていらっしゃる方は、ぜひ当院にお問い合わせください。

咬み合わせの異常とその種類

咬み合わせ治療

咬み合わせとは、上下の歯の咬み合わせのこと。正しい咬み合わせとは、口を閉じたときに上下のすべての歯が接触した状態になることを言います。

<正しい歯並びとは>
・左右で歯のずれがないこと
・しっかり上下で噛んでいること
・上の歯が下の歯を覆っていること(前歯の場合2~3ミリ)
・出っ歯、受け口、開咬でないこと
・八重歯などで歯並びがデコボコになっていたり、ねじれたりしていないこと
・笑ったときに歯肉が見えすぎないこと
・顎の関節に異常がないこと
・ムシ歯がないこと
・歯ぐきが腫れていないこと

この状態が不適切なとき、咬合接触の異常、つまり咬合異常となります。咬合異常の状態が続くと、常に咬み合わせが不安定となり、咀しゃくがうまくできないためにムシ歯や歯周病になりやすくなります。また顎の骨がずれるため、顔の形にゆがみが現れることもあります。

咬み合わせを悪くする原因
咬み合わせが悪くなるのには、ムシ歯や不適切な修復物、歯周病などが関わっています。しかしそれ以外にもうつぶせ寝や歯ぎしり、食いしばり、悪習癖(頬づえなど、歯やお口に力をかけるような生活習慣)から起こることもあります。また、頬の内側に口内炎ができたために無意識に片側でものを咬むようになった、というような些細なことでも咬み合わせが変わってしまうことがあります。

咬合異常

咬合異常咬合異常は、早期接触、咬頭干渉、無接触に分類でき、それぞれの状態においてさまざまな障害の要因となることがあります。

●早期接触
口を閉じたときに、上下の歯の1本あるいは数本がほかの歯よりも早く接触する状態を言います。ムシ歯や修復物の不適合、歯周病や歯の喪失、歯並びの悪さなどが原因で起こります。

●咬頭干渉
奥歯を咬み合わせるときに山どうしがぶつかってしまい、適切な咬み合わせが得られない状態を言います。原因は、早期接触と同様なものであると考えられています。

●無接触
咬み合わせたときに、上下の相対する歯がまったく接触しない状態を言います。最も顕著な例は、前歯の開咬です。開咬とは、奥歯は咬み合っているのに前歯がまったく咬み合っていない状態です。ものを食べるときに前歯で咬み切ることが難しいだけでなく、発音障害などの原因ともなります。治療には矯正が必要です。

※早期接触、咬頭干渉の治療においては、必要に応じて干渉する部分の歯を削って治療します。削った部分が冷たいものなどにしみやすくなる場合がありますが、次第に慣れてくるのでご安心ください。

咬合異常の治療方法フェイスボウ
はじめに咬合器や顎の位置を計測するフェイスボウという器具を使って患者様の咬み合わせの状態を検査します。次に、フェイスボウで得られたデータをもとに患者様の咬み合わせの模型を製作し、早期接触や咬頭干渉が見つかった場合には、どこをどれだけ削ればよいのかを決定します。

また、正しい位置で咬み合わせが得られるように、必要に応じてマウスピースを使い、お口の筋肉を鍛えます。日常生活や食生活に咬み合わせを悪くする要因が見られる場合には、生活習慣等のアドバイスも行います。

咬み合わせと歯周病の関係

咬み合わせと歯周病の関係歯周病は、お口の中で歯周病菌が増殖することによって起こると思われていますが、実際には咬み合わせがよくないために起きているケースが多いのです。咬合異常によって起きるひどい歯周病は、咬合性外傷と呼ばれます。咬合性外傷は、歯ぎしりや食いしばり、歯並びの乱れ、被せ物等の咬み合わせが高い場合などに起こります。

歯周病も咬合性外傷も歯槽骨を細らせていき、最終的には歯を失うことになるので、早めに治療をすることが肝心です。このような場合には、歯周病の治療と併せてマウスピース治療など、咬み合わせの治療を行っていくことが重要です。

歯周病治療についてはこちら
マウスピース治療についてはこちら

生え変わる前の乳歯のメインテナンスが大切です

小児歯科

「子どもの歯はいずれ生え変わるから、ムシ歯になっても大丈夫」そんな思い込みから、乳歯のムシ歯を軽く考えていませんか?しかし乳歯の健康状態は、お子さまの成長に非常に大きな影響を与えるのです。

ムシ歯があると、食べ物をしっかり咬むことができなくて消化不良を起こします。また、ムシ歯を避けて片側の歯だけで咬む癖がついてしまうと、顎の発育が偏って顔の形まで変わってしまいます。さらに、ムシ歯のために歯並びが乱れると、永久歯の歯並びまで悪くしてしまいます。

ムシ歯にならないよう、乳歯の頃から歯みがきなどの予防習慣をつけることが大切です。もしもムシ歯になってしまったら、できるだけ早く治療を始めましょう。そのためにも、ご家族の皆様でお子さまのお口の状態に日頃から気を配ってください。

「歯医者さんは怖い」というイメージを持たせないようにします

小児歯科乳歯の時期からお口のメインテナンスをしっかり続けていけば、ムシ歯とは無縁の永久歯を作ることが可能です。当院では、まずお子さまに歯科医院に慣れてもらい、歯科医師やスタッフと親しんでから治療を始めます。

最初はお母様と一緒にチェアに座ることから始め、次に歯ブラシや治療で使う機材に触れて治療に慣れてもらうようにします。ときには鏡をもち、自分のお口の中を見てもらうことも。こうして徐々に慣れていただき、歯科治療に対する恐怖心を和らげていきます。次第に歯科治療に慣れていく様子から、お母様はお子さまの成長する姿を目にすることでしょう。

咬み合わせのよい入れ歯をお作りします

入れ歯

「入れ歯を入れているけど、ものを咬めなくなってしまった」「入れ歯を作ったけど、どうしても合わない」食事のときだけでなく、発音しづらいなど、入れ歯がフィットしていないと毎日の暮らしそのものがストレスとなってしまいます。当院では、そうした不満をお持ちの患者様や、これから入れ歯を作ることに不安をお持ちの患者様に、ご満足いただける入れ歯をお作りしています。

<入れ歯のメリット>
・治療費が安く、期間も短くてすむ
・外科的な処置をしないので、身体への負担が少ない
・歯を削らずにすむことが多い
・簡単に取り外せる
・自分でお手入れができる

当院で扱う入れ歯の種類

プラスチック義歯(保険適用)プラスチック義歯
ほとんどの症例で対応できる入れ歯です。治療費が安くすむというメリットがありますが、厚みがあるためお口の中に違和感があります。プラスチックのため、割れることがあります。また食べ物の熱さや冷たさが伝わりにくく、味がわかりにくくなります。

金属床義歯(自由診療)金属床義歯
床部分に金属を使用するので、薄く作ることができます。そのため、違和感の少ない、装着感のよい入れ歯にすることができます。床部分が薄いため自然に近い形態となり、舌の動きが邪魔されずにすむので発音がしやすいというメリットがあります。また、食べ物の温度も伝わりやすいので、美味しく食事をすることが可能です。

ノンクラスプデンチャー(自由診療)ノンクラスプデンチャー
金具(バネ)がない部分入れ歯です。金具がないので目立たず、金属アレルギーの心配もありません。柔軟性があるので割れにくく、安定してものを咬むことができます。

オーバーデンチャー(自由診療)オーバーデンチャー
インプラントと組み合わせた入れ歯です。歯を失った顎に2~4本のインプラントを埋入し、取り外し式の入れ歯を装着します。インプラントにしっかり固定されるので、入れ歯がずれることもなく、食事もしやすくなります。

白く美しい歯は、人生を明るく照らします

審美歯科

「口元に自信がない」「思い切り笑うことができない」「人前で話すときに金属を詰めた歯のことが気になる」そんなお悩みを抱えている方が少なくありません。中には「女性にモテたいけれども口元のコンプレックスのために気後れしてしまう」という男性もいます。

審美歯科治療は、一般の歯科治療の中で「美しさ」に焦点を当てた診療科目と言うことができます。さまざまな材質の被せ物等を使って歯を自然な美しさに整えることで、自信をもって日常生活を送っていただけるようお力添えいたします。

ただ単に歯を白くキレイにしたり、歯並びをキレイにしたりするのではなく、健康的でお顔全体が生き生きとして明るく見える歯と歯並びを実現できるよう、当院では技術力では定評のある技工所と連携して治療にあたっております。

関連技工所との連携セレック
被せ物や詰め物は、歯科技工所で作ります。当院では最新のセレック(CAD/CAMシステム)を完備し、被せ物等の製作では実績のあるデンタルビジョンという技工所と連携しております。熟練の技工士が、患者様一人ひとりのご要望にきめ細かく対応した技工物を短期間でご用意いたします。

デンタルビジョンWEBサイト

マイクロスコープを用いた治療

マイクロスコープを用いた治療ムシ歯治療や根管治療に威力を発揮するマイクロスコープ。繊細で精緻な治療をするには欠かすことができない機材です。治療部分を高倍率で拡大するというその機能は、審美歯科治療でも大いに活躍しています。

美しい歯を実現するために、審美歯科では被せ物や詰め物をします。美しい被せ物等を作るには、どうしても歯を削らなければなりません。しかし、削る量が少なすぎても多すぎても、治療はうまくできません。それというのも、歯の中には神経が通っているので、削りすぎると神経を傷めてしまうのです。また、削る量が少なすぎると被せ物がどうしても大きくなってしまうので、審美的によくありません。その上、肉眼で削ると被せ物が当たる部分に微細な削り残しができてしまい、適合があまりよくないというデメリットもあります。

マイクロスコープを使うことでこうした微妙な削り方の加減が可能となり、ミクロン単位で歯を削り、最適な状態で被せ物等を装着できるようになるのです。さらに当院では歯を削るときに用いるバーにも特殊なものを使っており、タービンで削ったあとに超音波で仕上げをしています。超音波を使うことで、痛みが少なく歯肉を傷つけることもない、安心安全な治療を実現しております。

マイクロスコープ治療についてはこちら

当院の主な審美歯科メニュー

ラミネートベニアラミネートベニア
歯の表面をごく薄く削り、シェル型のセラミック薄片を貼りつける治療法です。歯を削る量が少なくてすむので、神経を傷つけることもありません。歯の表面にラミネートベニアを貼りつけるときは特殊な接着剤を使うので、剥がれ落ちる心配はありません。

また、ホワイトニングでは落とせないような変色した歯でも、この治療法ならば見違えるほどきれいにすることが可能です。歯と歯の間が空いている程度の軽度な歯並びの乱れは、この治療法で隠すことができます。

ジルコニアセラミッククラウンジルコニアセラミック
強度と耐久性に優れ、生体との親和性も高いジルコニアを内側に使い、外側には自然な透明度を持つセラミックを使用した被せ物です。金属を含まないのでアレルギーの心配がありません。経年による変色、変形、歯ぐきの黒ずみなどを起こすことがなく、今ある歯科材料で一番長期間にわたって美しい状態を保ちます。

メタルボンドのように金属を使った被せ物を使うと次第に歯肉が下がっていくことがありますが、親和性の高いジルコニアでは、反対に歯肉が上がってくることが認められます。

オールセラミッククラウンオールセラミック
金属を一切使わないので、光を透過して天然歯のような透明感のある歯を得ることができます。もちろん金属アレルギーの心配もなく、歯肉が黒ずんでしまうということもありません。とても自然な仕上がりとなるので、見た目が重要視される前歯に適しています。

ジルコニアインレージルコニアインレー
強度と耐久性に優れ、生体との親和性も高いジルコニアを使い、自然な透明度を持つ被せ物です。金属を含まないのでアレルギーの心配がありません。経年による変色、変形、歯ぐきの黒ずみなどを起こすことがなく、今ある歯科材料で一番長期間にわたって美しい状態を保ちます。

セラミックインレーセラミックインレー
ポーセレンインレーとも呼ばれ、100%セラミックで作り上げる詰め物です。唾液など水分を吸収することがないため、長年使っていても変色しにくいという特徴があります。

セレックセレック
セレックは、オールセラミックで被せ物や詰め物を作るシステムです。当院では最新式のセレックを導入し、最短でその日のうちに患者様にぴったりフィットする技工物を作り、装着まですることができます。

また、当院では歯を削るときにマイクロスコープを使用するので、適合に優れた被せ物を作ることが可能です。マイクロスコープを使うことにより、被せ物と歯との接合部分が黒ずむといったトラブルも回避できます。

セレック治療についてはこちら

削ることなく歯を白くするホワイトニングで、お顔の印象が変わります

ホワイトニング歯の色は、人によってさまざまです。また、歯みがきを念入りにしていても、少しずつ汚れが溜まって着色してきたり、加齢によって黄ばんできたりすることもあります。ホワイトニングは歯を削らず、特殊な薬剤を使って汚れや着色を落とし、歯を白くする治療です。審美歯科治療に比べて気軽に治療できる上、費用も安くすむのが特徴です。

<このような方にホワイトニングをお勧めします>
・今よりも美しく白い歯を手にしたいと思っている方
・加齢による歯の黄ばみを取りたいと考えている方
・自信を持ってお口を開けて笑いたいと思っている方
・自然な色の歯にしたいと考えている方

ご都合に合わせてお選びください

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニングの2種類があります。また、両方を並行して行うデュアルホワイトニングもあります。

オフィスホワイトニングホワイトニング
まず歯をクリーニングして汚れを取り除いたあと、歯に直接ホワイトニングジェルを塗り、特殊な光を当てて歯を白くしていきます。通常、患者様の希望される白さとなるまでに数回処置を行います。比較的短期間で歯が白くなるので、治療に時間をかけたくない方にお勧めの治療法です。

ホームホワイトニングホワイトニング
当院で患者様のお口に合ったマウスピースを製作し、それにご自宅で歯を白くする低濃度のホワイトニングジェルを入れて、1日数時間装着します。ゆっくりと時間をかけて歯を白くしていく治療法です。ご自宅でできるので、簡単で痛みや不快感が少ないのが特徴です。通常、1週間程度から効果が現れ始め、1~2か月ほどで治療が終わります。

担当衛生士による、きめ細かなメインテナンス

予防歯科

「毎日歯みがきは欠かさないし、フロスも使っている」「口の中の健康状態は満点のはず」
そんな自信を持っていらっしゃる方にこそお勧めしたいのが、当院のメインテナンスメニューです。

当院では担当衛生士制をとっており、患者様の口腔内環境を良好に保つため、きめ細かなメインテナンスを行っております。大丈夫!と思っていても、見えないような病巣がどこかに生まれているかもしれません。ムシ歯や歯周病は、発見が早いほど治療が簡単にすみます。また、進行し始めた病気も、治療を早くするほど予後がよくなります。

欧米諸国における歯科医院の役割は、治療から予防に変わりつつあります。日本でもそうした考え方が徐々に広がり始めています。患者様が生涯にわたって健康的な口腔内環境を維持するために、当院は積極的に予防歯科に取り組んでいます。

担当衛生士制とは予防歯科
当院では、患者様が初診のときから同じ衛生士がお口の管理を担当いたします。そのため、口腔内の環境を長期にわたってしっかり管理することができます。担当する衛生士は十分にキャリアを積み、お口のメインテナンスについて熟知したベテランです。歯周病をはじめ、口腔内のケアのことならば何でもご相談ください。適切にアドバイスいたします。

半年ごとのメインテナンスが基本です
当院では3~6か月をメインテナンスの目安と考えております。期間に幅があるのは、患者様一人ひとりのお口の状態により、受診間隔を調整するからです。たとえば、歯周病は治ったけれどかなり進行していた場合には3か月ごとにメインテナンスのご案内をしています。あるいは、歯みがき指導をした上で、まだ歯垢や歯石が溜まりやすいと思われる方には4か月ごとにご案内のハガキをお送りする、という具合です。

予防歯科のメリット

予防歯科のメリット●口腔内のトラブルを未然に防ぐことができる
定期的にお口の中をチェックすることによってムシ歯や歯周病を未然に防ぎ、いつまでも健康な歯を維持することができます。

●痛みや治療費を最小限にできる
痛みや病気の進行が進むほど治療にかかる費用がかかり、長期間かかるようになってしまいます。早い段階で見つけることができれば、期間も費用も短縮できます。

●口腔内が爽快になる
歯についた汚れを取り、歯ぐきの血行をよくすることによってお口の中がスッキリします。メインテナンスは気持ちがよいので、中には眠ってしまう患者様もいらっしゃいます。

当院で行っている主なメインテナンスメニュー

検査メインテナンスメニュー
歯周病の有無を診るために歯周ポケットの深さをミリ単位で測定する「歯周ポケット検査」、顎の骨がどれくらい残っているかを調べるレントゲン検査など、歯周病に関わる検査をしっかりと行います。

クリーニング
◇スケーリングとルートプレーニングメインテナンスメニュー
スケーリングでは、歯肉や歯周ポケットに溜まっている歯垢や歯石を除去します。ルートプレーニングは、スケーリングをしたあとの歯根の表面を滑らかにします。スケーリングで歯垢などを取ったあとは表面がざらついており、そのままでは再び歯垢がつきやすく、ムシ歯や歯周病になるリスクが高まります。そこで、仕上げとしてルートプレーニングを行います。

◇PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)メインテナンスメニュー
歯科衛生士による、専門器具を用いた歯のクリーニングです。ご自身で除去できないような歯の表面の汚れや着色を徹底的に清掃し、研磨します。研磨は、機械ブラシのほか、ゴムのチップを使ってバイオフィルムを剥がし取ります。
※ご要望があれば、クリーニングのあと洗浄してフッ素塗布もいたします。

◇フッ素塗布メインテナンスメニュー
ムシ歯から歯を守る働きがあることで知られているフッ素を塗布します。

<フッ素の歯に対する作用>
・再石灰化を促す働き →エナメル質の周りにフッ化物があると、脱灰した部分の再石灰化を促進するため、エナメル質を補修しやすくなります。

・フルオロアパタイトを生成 → フルオロアパタイトは、酸に対する耐性がある組織です。フッ素を歯に塗布することにより、エナメル質に含まれるハイドロキシアパタイトに作用してフルオロアパタイトに変化させます。

<フッ素の細菌に対する作用>
これらの作用によって、細菌が増殖するのを抑える効果があります。
・細菌の活動を抑制
・細菌の酵素作用を抑制

●フッ素を塗布すると、歯が黒ずむ?
ムシ歯を予防するフッ化物液で歯が黒くなることはありませんので、ご安心ください。歯が黒ずむのは、サホライドというムシ歯の進行を抑える働きを持つ薬剤を使ったときです。

TBI(Teeth Blushing Instruction)メインテナンスメニュー
歯科衛生士によって行われる歯みがき指導です。歯みがきをするとき、磨き癖があったり奥歯までブラシが届いていなかったりすると、歯垢が落ちきれずにムシ歯が進行してしまいます。また、磨きすぎてしまうために、歯の表面が削れてしまってムシ歯を誘発させることもあります。

こうした要因をなくして適切な歯みがきをするために、歯科衛生士がしっかりと指導いたします。また、主訴の治療以外でも、歯垢や歯石が溜まっているのが確認された場合には、TBIのための時間を改めて取り、衛生士がしっかりと指導いたします。
※TBIに要する時間は30分です。

シーラントメインテナンスメニュー
奥歯は溝が深いために食べカスが溜まりやすく、また歯ブラシが届きにくいので十分に汚れを落とすことができず、非常にムシ歯になりやすい歯ということができます。そこで、この溝にフッ素を配合した樹脂を埋めて浅くすることによってムシ歯になりにくくする処置がシーラントです。シーラントは、歯を削る必要がないので痛みもありません。

ただし、シーラントをしても、正しい歯みがきをしなければ歯と歯ぐきの間からムシ歯になっていきます。歯みがきをしっかり行うと同時に、歯間ブラシやフロスの使用をお勧めします。

3DS(Dental Drug Delivery System)メインテナンスメニュー
3DSとは、ムシ歯や歯周病の原因菌に対し、薬剤の効果を最大限に高めて投与することでムシ歯や歯周病を予防する方法です。専用のマウスピースに薬剤を注入して装着し、ムシ歯菌や歯周病菌に直接作用させます。

<3DSの適応者>
・ムシ歯になりやすい方、ムシ歯で苦労してきた方
・歯周病になりやすい方
・詰め物や被せ物などの治療痕が多い方
・これから矯正治療を始める方

※母子感染を防ぐため、ご自宅に乳歯が生え始めているお子さまがいるご家族にも有効です。

高い技術に裏づけられた安心・安全な治療を提供します

インプラント

「食事をするときに入れ歯ではもの足りない」
「自分の歯と同じようにしっかり噛んで食べたい」
「ブリッジを勧められたけど、歯を削られるのはためらわれる」
「見た目にも天然歯と変わらない歯にしたい」

こうしたご要望にお応えする、最良の治療がインプラントです。当院では、歯が抜けた部分の顎の骨に人工歯根を埋入する通常のインプラント治療はもちろん、顎の骨がなくなってしまった部分にも、高度な技術と最新の治療システムを取り入れることで、十分に安全なインプラント治療を行っております。

●インプラントとはインプラント
インプラントとは、歯が抜けてしまった部分の顎の骨に、チタン(あるいはチタン合金)でできた人工歯根を埋め込んで土台を作り、セラミックなどの歯冠を被せて新しい歯を作る治療法です。

入れ歯・ブリッジ・インプラントの比較

歯が抜けた部分を修復する治療法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあり、それぞれに特徴があります。

入れ歯入れ歯
<入れ歯のメリット>
・抜けた歯の数が多くても対応でき、総入れ歯も可能
・比較的治療が簡単で、保険適用の入れ歯もある

<入れ歯のデメリット>
・硬いものを咬むのに苦労する
・お手入れが面倒
・食べ物が挟まるなど、不衛生になりやすい
・留め金が口の中の違和感を生みやすい
・部分入れ歯はバネで支えるため、ほかの歯に負担がかかり、ほかの歯がムシ歯になりやすい
・審美的に劣ることがある
・発音しにくくなることがある
・顎の骨が痩せてくる

ブリッジブリッジ
<ブリッジのメリット>
・口の中に違和感がない
・天然歯と変わらない歯に修復でき、審美的に優れている

<ブリッジのデメリット>
・ブリッジを支えるために両隣にある健康な歯を削る必要がある
・ブリッジを支える歯に負担がかかる
・ブリッジと歯肉との間に食べカスが溜まりやすく、不衛生になりやすい
・顎の骨が痩せていき、歯並びに悪影響が出ることがある

インプラントインプラント
<インプラントのメリット>
・天然歯と同じように力を入れてものを咬める
・天然歯と変わらない歯に修復でき、審美的に優れる
・健康な歯を傷つけずにすむ
・歯周病の進行を食い止めることができる(※)
・力強く咬むことができるので、顎の骨が痩せにくい

※インプラント治療によって咬み合わせをよくすることができるので、歯周病が進んでいる場合でも、それ以上進行させずにすみます(ただし、術前に歯周病の治療を行う必要があります)。

<インプラントのデメリット>
・手術が必要
・入れ歯やブリッジに比べて治療費がかかる(自由診療)
・状態によってはインプラント治療ができないことがある

インプラント治療の安全性を高める【ガイデッドサージェリー】

当院では、安全かつ確実なインプラント治療を行うために、ガイデッドサージェリーを導入しています。ガイデッドサージェリーとは、歯科用CTで撮影した画像をもとに治療計画から埋入までのシミュレーションを行い「フラップレス術式」という無切開無痛手術の安全性を一段と向上させた手術法です。

ガイデッドサージェリーガイデッドサージェリーガイデッドサージェリー

当院では、シミュレーションソフトとしてノーベルガイドケア社の「ノーベルクリニシャン」を使用しております。ノーベルクリニシャンを用いると、3D画像を見ながら埋入位置を決定できるので、より精度の高い手術が可能となります。

ノーベルクリニシャンを用いて行うガイデッドサージェリーは、通常ならば歯肉を切開して施術せざるを得ない難易度の高い条件下でも、無切開無痛手術を行うことを可能としています。歯ぐきを切開しないため、痛みや腫れが少なく、手術時間も短縮され、抜歯もせずにすみます。

また、一部の例外を除き、ガイデッドサージェリーが行えるのであれば、即時負荷インプラント(その日のうちに仮歯を入れられるインプラント治療)をすることもできます。

ガイデッドサージェリーの流れ
【STEP1】CT撮影
CTで得られた3Dデータをもとに、ノーベルクリニシャンを用いてインプラントのシミュレーションを行います。
次へ
【STEP2】テンプレート作成ガイデッドサージェリー
シミュレーションしたデータをスウェーデンにあるノーベルガイドケア社に送ると、手術用のテンプレート(型枠)が作られます。
次へ
【STEP3】インプラント埋入
送られてきたテンプレートを口に装着し、手術をします。テンプレートを使うことで、正確に決められた位置・深さにインプラントを埋入できます。また、従来の半分以下の時間で埋入を終えることができます。

手術1回法【ITIインプラント】

ITIインプラントインプラントを埋入する方法には1回法と2回法があります。2回法は、顎の骨にインプラントを埋め込む手術に加え、インプラントと人工歯を接合するパーツをさらなる手術で植え込む方法です。

これに対してITIインプラントは、あらかじめ人工歯を接合する部分が歯肉上に作られているので、1回の手術ですみます。ただし、骨を形成する必要がある場合には、インプラントの前に骨形成手術が必要になることもあります。

また、ITIインプラントは骨内表面にSLAという独自の形状を持っているのが特徴です。SLAとは、チタンの表面にマクロラフネスとマイクロラフネスという微細な構造を与えたものです。これにより、埋入したインプラント体と骨とが早期に結合でき、早ければ埋入後6週間という短期間で人工歯を装着することが可能となります。

手術が怖いという方に【静脈内鎮静法】

静脈内鎮静法当院では、必要に応じて静脈内鎮静法も行っております。当院には麻酔認定医がおりますので「インプラント治療の手術が怖い」という患者様には静脈内鎮静法で対応することができます。

静脈内鎮静法とは、腕の静脈に鎮静剤を点滴する方法で、点滴を始めて数分後には眠くなります。全身麻酔と違って意識はありますが、不安や緊張感が和らぎ、痛みを感じにくくなります。

※術後はふらつくことがありますので、しばらく休息が必要です。また、当日は自動車の運転などは控えていただきます。

顎の骨が薄い場合でも可能なインプラント

インプラント治療は顎の骨に人工歯根を埋め込みますので、十分な骨量が不可欠です。しかし、歯周病が進行して歯が抜けてしまった場合や、ムシ歯が進行して抜歯をした場合、時間が経つにつれて歯がない部分の顎の骨が次第に薄くなっていくことがあります。このような方は、通常インプラント手術を断られてしまいますが、十分な骨量がない場合でも、当院では造骨手術で骨を補う治療を行っていますのでご安心ください。

GBR(骨誘導再生)法
GBR
GBR法とは、顎の骨が痩せてインプラントを埋入するための幅が十分にない場合、骨量を増やす方法です。骨量を増やすには、骨補填剤と自家骨(頬の奥の骨)を混ぜたものを歯肉の内部に入れ、チタンメッシュという網状の膜で覆います。そうすることで骨が誘導再生され、人工歯を装着することができるようになります。十分に骨が再生されるまでには、およそ4~6か月かかるとされています。

上顎の骨を増骨するサイナスリフトとソケットリフト
●サイナスリフト
サイナスリフト
骨の厚みが3~5ミリ以下の場合や、抜けてしまった歯の数が多い場合に行います。上顎の奥歯の上方にある上顎洞(サイナス)という空洞に骨移植をするか、骨と同じ組成を持つ充填剤を埋めていきます。骨ができるまで3〜4か月程度待ち、インプラントを埋入します。

●ソケットリフト
ソケットリフト
骨の厚みが3~5ミリ以上ある場合に行います。歯が抜けた(あるいは歯を抜いた)部分から上顎の骨に穴を開け、骨移植をしてからインプラントのネジ部分を埋入します。この状態で3か月ほど待ち、人工歯を装着します。ソケットリフトはサイナスリフトよりも侵襲度が低いので、術後に腫れたり痛んだりすることがほとんどありません。

難しい親知らずの抜歯も行っています

歯科口腔外科

歯科口腔外科とは、お口の中で外科的な処置が必要な病態を治療する科目です。当院では、普通の親知らずの抜歯だけでなく、一般歯科では難しい、骨に埋まっている状態の親知らず(埋伏歯)の抜歯も行っています。また、口腔内にできた嚢胞の摘出・切除なども行っています。
※状態によっては大学病院をご紹介することもあります。

親知らずはお口の厄介者です

親知らず親知らずは、正式には「第三大臼歯」と呼ばれる、一番奥に生える歯です。多くは中学生の頃から生えるもので、20歳頃から中年にかけてさまざまなトラブルを引き起こします。

親知らずが起こすトラブル
●親知らずの周囲の歯ぐきが炎症を起こしやすい(智歯周囲炎)
親知らずの周囲の歯ぐきは歯冠部のエナメル質と正常にくっついていないため、歯周病と同じようにポケットができている状態です。そのため、細菌感染して歯ぐきが腫れたり痛みが出たりします。

●親知らずの周囲の骨が炎症を起こしやすい(骨炎)
親知らずにできたムシ歯が進んで歯髄まで死んでしまうと、歯根に骨を溶かす病巣や膿の袋(嚢胞)ができます。これに細菌が感染して、骨に炎症が起きます。

●親知らずの手前にある歯がムシ歯になりやすい
親知らずと手前にある歯との間に段差ができてしまい、きちんと磨けなくなってしまいます。そのため、歯垢が溜まりやすく、手前の歯がムシ歯になったり歯周病になったりします。

●親知らずが手前にある歯を押してしまい、歯並びが悪くなるリスクが大きい
生えてくるスペースがないところに親知らずが生えてくると、ほかの歯を押して出てきてしまうため、正常な歯並びが崩れてしまうことがあります。そのため、咬み合わせにも悪影響が出てきます。

●顎関節症の原因となる場合がある
親知らずが1本だけほかの歯よりも出ていたりすると、歯が親知らずに当たらないように無意識のうちに顎を回避させて動かすようになります。その負担が顎に蓄積していき、顎関節症の症状が出ることがあります。

親知らずは基本的に抜くことをお勧めしています親知らず
親知らずの中には、正しい位置にまっすぐに生えているものもあります。また、親知らずはあっても根が作られておらず、骨の中に埋まっている状態のものもあります。こうした親知らずは無理に抜く必要はありません。

しかし、親知らずが横倒しになっていたり斜めに生えてきていたりする場合、あるいは正常な向きに生えてきていても完全に生えきれずに途中で止まっているような場合には、抜歯をした方がよいと言えます。

小帯切除

上下の唇を押し広げると、それぞれの中央に縦に帯状の筋があります。これが小帯です。小帯が長すぎたり厚かったりすると、前歯の歯と歯の隙間が大きくなる正中離開になったり、発音や言語に問題が起きるリスクが出てきます。また、審美的にもよくないことも。そこでこのような場合には、小帯付着異常として小帯の切除を行います。

お口の中のできもの

お口の中のできものお口の中に腫瘍あるいは腫瘍に似た病変ができることがあります。また、お口の周囲にある唾液腺に腫瘍ができることもあります。ごく稀には口腔がんが発見されることもあります。
こうした場合は、何よりも早期発見・早期診断が大切なので、お口の中になかなか治らないできものや口内炎がある場合には、なるべく早くご来院ください。良性のものであれば切除いたします。がんの可能性がある場合には、より専門性の高い大学病院へご紹介いたします。

日本人の成人は80%が歯周病にかかっています

歯周病治療

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の疾患です。毎日の歯みがきで歯と歯肉の間をきれいにしていないと、そこに歯垢(プラーク)が溜まり、非常にたくさんの細菌が繁殖していきます。その結果、歯肉が炎症を起こして赤くなったり腫れたりします。これが進行すると、歯と歯肉の間に歯周ポケットができて歯槽骨を溶かし始めます。ひどくなると、歯が抜けてしまったり、抜歯しなければならなくなったりします。

歯周病を進行させる因子歯周病
適切な歯みがきをしていないことにより、歯と歯ぐきの間を中心に歯垢(プラーク)が溜まります。プラークはそのままにしておくと硬くなっていき、やがて歯石という物質に変化し、歯の表面に付着します。歯石になると、歯みがきだけでは取り除けなくなります。歯石にはさらに歯周病菌が入り込み、毒素を出して歯周病を進行させていきます。このほか、歯周病を進行させる因子として以下のようなものがあります。

・歯ぎしり、食いしばり、咬みしめ
・クラウンや義歯の不適合
・不規則な食習慣
・喫煙
・ストレス
・糖尿病、骨粗しょう症、ホルモン異常などの全身疾患
・薬の長期間服用

歯周病の症状

歯周病の症状次の項目に3つ当てはまる方は歯周病予備軍です。しっかり予防をしましょう。6つ当てはまる場合は歯周病が進行している可能性があり、すべて当てはまる場合は症状がかなり進んでいます。気になることがあれば、早めに歯科医院へ行きましょう。

□ 朝起きたとき、口の中がネバネバしている
□ 歯みがきをすると出血がある
□ 口臭が気になる
□ 歯肉が痛い、あるいはむずがゆい
□ 歯肉が赤くなり、腫れている
□ 食物が歯の間に詰まるようになった
□ 歯と歯の間に隙間ができてきた
□ 歯が長くなったような気がする
□ 硬いものが食べにくくなった

歯周ポケットの深さと症状

健康な歯と歯肉の場合、その間にある溝の深さは2~3ミリです。しかし、歯周病に罹患すると歯周ポケットができてその深さが増していき、さまざまな症状が現れてきます。

歯周ポケットの深さ 症 状
4~5ミリ 歯みがきをすると出血する。歯が浮く感じがする。歯肉がムズムズする。
6~7ミリ 口臭が気になる。歯肉から膿が出る。歯肉が腫れぼったい。ものが咬みにくい。
8ミリ以上 歯がグラグラしてくる。口臭がひどくなる。ものを咬めなくなる。

歯周ポケットの深さと症状 歯周ポケットの深さと症状 歯周ポケットの深さと症状

歯周病の進行過程
●健康な歯肉
薄いピンク色をして引き締まっている。また歯と歯の間に歯肉が入り込んで、弾力がある。

●歯肉炎
歯肉が全体に赤い。歯と歯の間の歯肉が丸みを帯びてふくらんでいる。腫れた歯肉と歯の間にプラークが溜まり、悪化していく。

●歯周炎
歯肉が赤紫色になり、歯と接している歯肉が腫れ上がっている。歯みがきをすると、出血したり膿が出てきたりする。また、歯と歯の間が広がるので食べ物が詰まりやすくなったり、歯肉が下がって歯が長く見えたりするようになる。さらに進行すると歯周ポケットが深くなり、歯槽骨が溶け始める。

歯周病の治療

歯周病の治療当院では「歯周病は歯科治療の土台」とも言えると考えております。ほかの治療をするにおいても、まずは歯周病の有無を調べ、病気が認められる場合にはこちらの治療から始めることを推奨しております。

基本治療
歯周病の進行に関わらず、はじめに行うべき治療です。病気の原因となるプラークの除去、歯石の除去を行い、さらに歯根面を滑らかにし、ぐらつく歯の咬み合わせを調整します。

●歯みがきによるプラークコントロール
ほとんどは、患者様ご自身がご自宅で行うセルフチェックとなります。当院では器械的に歯の清掃をするPMTCも行っております。

PMTCについてはこちら

●スケーリング
歯の表面や歯根面の歯垢や歯石を器械で取り除きます。

●SRP(歯肉縁下スケーリング・ルートプレーニング)
麻酔を使用し、歯周ポケットに入り込んだ歯石(縁下歯石)や炎症を起こした組織(不良肉芽)を専用の器具を使って掻き出します。

当院では、スケーリングからSRPまでを1時間かけてじっくりと治療しております。そうすることにより、治療後の予後が非常によいという結果が出ています。歯周病の進行に伴って歯は動いていきますが、その状態でものを咬むと歯への負担が増してしまいます。そのため、歯を削るなどして負担を軽くし、咬み合わせの調整をいたします。

外科的治療(歯周外科)歯周病の治療
基本治療では改善されず、細菌が生息している状態や歯周病が進行してしまった場合には、外科的治療で歯周ポケットの深さを減らす処置を行います。また、歯周病によって失われた歯槽骨を再生させる手術を行う場合もあります。

●APF(アピカリー・ポジションド・フラップ)
歯根を保護し、歯肉を回復させる治療法です。歯肉が狭い場合や深い歯周ポケットがある場合に、良好な歯ぐきの状態を形成したり、歯肉を維持あるいは増加させたり、歯周ポケットを除去したりします。術後は歯ぐきが下がって歯根が露出するため、知覚過敏が起こりやすくなります。また、二次う蝕も起こりやすくなるため、プラークコントロールを十分に行う必要があります。

●歯周ポケット掻爬(そうは)術
歯周ポケットの深さが4ミリ程度の軽度の歯周病が対象となります。スケーラーを使って、歯根の表面についた汚れや歯周ポケットの内壁の感染した組織を取り除きます。清潔になった歯根面に歯ぐきが付着するので、汚れが溜まりにくくなります。

●エムドゲイン
エムドゲインゲル(歯周組織再生誘導材料)を使って歯周組織を再生させる治療法です。歯周病に侵された歯周ポケット内部の汚れを取り除いてからエムドゲインゲルを注入し、歯周組織を再生させます。

再生療法についてはこちら

ムシ歯は進行するほど治療期間が長くなり、費用もかさみます

一般歯科

「まだ痛みを感じるほどではないけれど、甘いものや冷たいものを食べるとしみることがある」
このような症状が現れてきたならば、すでにムシ歯が進行し始めています。一度進行してしまったムシ歯は自然には治りませんので、早期治療をするためにも放置せず、早めに歯科医院で診察を受けましょう。

削るべきときは削り、抜くべきときは抜く治療を

一般歯科現在ムシ歯治療では、MI(ミニマルインターベンション)といって、できるだけ歯を削らない、削るとしても最小限にするという治療が盛んに行われています。もちろん、その考え方は大切です。しかし、症例によってはある程度削ったり、ときには抜いてしまったりした方が、予後がよい場合があります。

たとえば咬み合わせが悪い場合、歯を一定量削る必要が出てきます。一例ですが、咬合性外傷というのは、咬み合わせによる負担のために、歯や歯ぐき、歯を支えている骨、顎の関節が負傷する可能性があります。この場合、歯が摩耗したり折れたりすることがあるので、治療では外傷を起こしている歯の部分を削り、咬み合わせを正常にします。

ムシ歯部分を削って詰め物や被せ物をするときには、ある程度削ってしまわないと、製作した詰め物や被せ物がうまく合わなくなることがあります。また、削ることによって、詰め物などが外れにくくなるのです。歯周病治療でも、症状が進んでいる歯を抜かずに残しておくことで、かえって隣にある健全歯に悪影響を与えてしまうことがあります。こうしたときには、やはり抜歯をして歯周病を根治させなければなりません。

もちろん、こうして歯を削ったり抜歯をしたりする場合には、なぜそうした処置が必要となるのかをていねいにご説明いたします。患者様に納得いただいた上で、処置をいたします。

ムシ歯の自覚症状

ムシ歯の自覚症状●痛みなどは感じない
ごく初期のムシ歯。エナメル質内だけのムシ歯なので、適切な歯みがきをすることで再石灰化する可能性があります。

●甘いものがしみる
少し進んだムシ歯。浸透圧の関係で、甘いものがしみるようになります。

●冷たいものがしみる
象牙質までムシ歯が進んだ状態。

●熱いものがしみる
ムシ歯が歯髄(神経)まで達している状態で、かなり進行しています。

●黙っていても痛みがある
非常にムシ歯が進んだ状態。ここまでくると、麻酔も効きにくくなります。

●それまで続いていた痛みが治まって、放置している状態
痛みを感じる神経そのものが壊死している状態です。そのまま放置すると、歯根部分に膿が溜まるようになり、激痛が生じます。

ムシ歯の進行度別治療

COの治療CO
歯の表面のエナメル質が脱灰して溶け始めた状態です。健康な歯は表面に透明感がありますが、脱灰が起きた部分は白っぽく濁って見えるのが特徴です。以前はこの部分を削って治療していましたが、現在は削らずに、適切な歯みがきやフッ素塗布などで進行を防ぎます。

C1の治療C1
初期のムシ歯です。ムシ歯部分を削って取り除き、レジンという修復材を詰めます。レジンは光に反応して固まる性質があり、型採りをしなくてすみます。この段階であれば治療は1回ですみ、費用も高額にはなりません。

C2の治療C2
ムシ歯がエナメル質の内側にある象牙質まで達した状態です。進行が早くなり、痛みが生じるようになります。治療では、症状によって局所麻酔を使用し、ムシ歯部分を削ります。削る部分が大きな場合には、インレー(詰め物)をします。型を採るので、治療には少し時間がかかります。

C3の治療C3
ムシ歯がさらに深くまで進み、歯髄まで侵された状態です。熱いものがしみ、何もしなくても痛みがあります。ここまでくると、歯髄と炎症が起きている部位を取り除く治療(根管治療)が必要となる場合があります。歯の修復では、部分的なインレーを使うことができないことがほとんどなので、土台を作った上で歯全体を覆うクラウンを被せます。

C4の治療C4
末期のムシ歯で、歯そのものが崩壊した状態です。C3の場合と同じように土台を作ってクラウンを被せるか、あるいは抜歯をする必要があります。激しい痛みがありますが、そのまま放置すると、やがて痛みがなくなってきます。これは神経が壊死したためで、治療せずにいると根っこに膿が溜まり、激しく痛みます。治療の際には麻酔をかけますが、ここまでくると麻酔も効きにくくなります。抜歯をした場合は、ブリッジ、部分入れ歯、インプラントを行う必要があります。

根管治療

根管治療根管とは、歯の根っこの部分のことで、内部に神経が通っています。ムシ歯が進行してしまい、歯髄という神経まで達すると、根管内の歯髄を取り除かなければならなくなります(抜髄:ばつずい)。歯髄を取り除いたあとは根管内を徹底的に洗浄・消毒し、薬を充填して細菌が侵入するのを防ぎます。この治療を「根管治療」あるいは「歯内療法」と呼びます。

マイクロスコープを使った精度の高い治療
根管治療の予後をよくするためには、いかに根っこの内部をクリーンに保つか、が重要です。しかし根っこの内部は細く、ときには何本も入り組んでいることがあるので、肉眼だけで治療するには限界があります。そこで威力を発揮するのがマイクロスコープ。当院ではマイクロスコープを使い、どんなに細かい部分も大きく拡大して汚れを完璧に取り除き、その後しっかりと消毒します。
※マイクロスコープを使った治療は自由診療となります。

根管には、副根管といって、目には見えないようなごく細い根管があることがあります。1つの根管しかないように見えていながら、実は細い根管が1つか2つ存在するのです。これらは肉眼ではとても見ることができないので、従来の根管治療では見落とされることが多かったものです。そのため、根管治療の成功率は60%程度と低いものだったのです。しかし、マイクロスコープを使うとこうした微細な根管まで見ることができるので、治療の精度が非常に高くなります。

マイクロスコープ治療についてはこちら

根管治療の流れ

【STEP 1】根管内の歯髄(神経)を完全に取り除き、消毒根管治療の流れ
根管は歯によって、また人によっても本数が異なります。前歯と小臼歯でだいたい1~2本、大臼歯では1~4本あるとされます。これらを1本ずつていねいに消毒しなければなりません。
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【STEP 2】 根管内の形を整える
根管の形は単純ではなく、楕円形や三角形、樋状、二股状など複雑な形をしています。これらの消毒を終えたら、薬を入れやすい形に整えます。
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【STEP 3】 薬を緊密に入れる
ガッタパーチャというゴムのような充填剤を内部に緊密に詰めていきます。歯髄をすべて除去した歯は再感染しやすいので、根管内に空気が残っていると再感染したり痛みが生じたりする原因となります。ガッタパーチャを詰め終わったら、詰め物や被せ物をします。また、症例によって金属の土台を入れることもあります。
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【STEP 4】 最終確認
根管の先端部分までしっかり充填剤が入っているかを、レントゲンを使って確認します。

根管治療の回数
根管治療の回数としては、およそ90%の患者様が3回程度で終わります。1回の治療で上記STEP1~3まで行いますが、根管の数が1~2本ならば2回程度、3~4本ある場合は2~3回かかります。根管が再感染してしまったり、治療後も痛みが取れなかったりする場合には、さらに治療が必要です。

歯科医療の常識を覆した、怖くない治療です

痛みの少ない治療

歯を削るときの金属音や麻酔注射の針など、歯科治療に対して恐怖心をお持ちになっている患者様は少なくありません。当院では、そうした患者様の「怖い」や「痛い」を最小限にするように配慮しております。歯科治療は痛いから嫌だ、と通院に踏み切れない方も多数ご来院いただいています。

麻酔時の痛みを和らげる表面麻酔痛みの少ない治療
歯科治療に伴う痛みを緩和するのに、麻酔は欠かすことができないものです。しかし患者様の中には「麻酔の注射が怖い」「針が刺さったときの痛みが嫌だ」という方もいらっしゃいます。そこで当院では、麻酔注射をする前に、ご要望に従って表面麻酔を行っています。表面麻酔とは、クリーム状の塗り薬やスプレー状の麻酔薬で、これを患部に直接つけることによって、針を刺すときの痛みをほとんど感じずにすむようになります。

注射針を見せない配慮をしています
"お口の中に注射をする"ということに恐怖心を持っている患者様は、注射針を見ただけで緊張してしまうものです。当院では、あらかじめ患者様のお顔にタオルをかけてから注射をしますので、一切注射針を見ることがありません。

麻酔の効きをよくする電動麻酔痛みの少ない治療
電動式の麻酔器は、一定のゆっくりしたスピードで麻酔薬を注入していきます。そうすることによって、注入時の圧力による痛みを軽減し、より麻酔を効きやすくする効果があります。

どうしても怖い!という方には静脈内鎮静法があります

静脈内鎮静法歯科治療に対して抜けがたい恐怖心を持っている患者様の中には、歯科医院に来ただけで血圧が上がってしまったり、動悸が激しくなってしまったりすることがあります。当院では、そうした患者様のお気持ちにできるだけ寄り添うよう努め、不安やストレスが最小限となるよう心がけております。

当院には専属の麻酔専門医がおり、抜歯をするときやインプラント治療を行うときなどに静脈内鎮静法を使うことがあります。この方法は、腕の静脈に点滴をして鎮静剤を注入するという麻酔法です。点滴を投与すると、数分後に薬が効き始めて眠くなります。しかし完全に眠ってしまうのではなく、意識はあります。ただ、不安や緊張が和らいで痛みを感じにくくなるのです。
※施術後はしばらくの間、眠気やふらつきがあるので、クルマの運転はお控えください。

<静脈内鎮静法の効果>
・不安や恐怖心が薄れ、リラックスした状態で治療を受けられる
・血圧や呼吸の様子を監視しながら処置をするので、持病をお持ちの患者様でも治療が出来る
・健忘効果があるので、治療をしていたことを覚えておらず、実際よりも早く治療が終わったと感じられる
・嘔吐反射が起こらない
・血圧上昇や心拍数増加など、身体の不具合が生じた場合でも、安全かつ適切な対応を取ることができる

スピーディかつ経済的に歯を修復します

セレック治療

セレック(CEREC)とは、コンピュータを使って歯の修復物を設計・製作まで行うことができるCAD/CAMシステムです。歯型を採る必要がなく、技工所に依頼しなくても修復物が製作できるので、最短1日と治療期間が短くすむのが特徴です。また、技工所に依頼しないことで一般的な修復物より経済的でもあります。当院では、精度の高い3D画像を撮影できる最新鋭のセレックを導入し、より短時間の治療を実現しています。

従来のセレックでは、撮影時に大量のパウダーを歯にかけなければなりませんでした。そのため、患者様に不快な思いをさせてしまうデメリットがありました。しかし最新機では、パウダーをまったく使う必要がありません。不快感がなくなるだけでなく、パウダーの厚み(約30ミクロン)が解消されるので、修復物との適合性も大幅によくなりました。

<セレックはこんな方にお勧めします>セレック治療
・短期間で治療を終わらせたい方
・銀歯を自然な白さを持った歯に替えたい方
・金属アレルギーがある方
・なるべく安く審美治療を受けたい方

修復物には高品質なセラミックを使用しています

セレック治療セレックに使用するのは、規格生産されたセラミックブロックです。耐久性に優れているのが特徴で、15年後の残存率を調べた臨床研究では約93%という非常に高い結果を出しています。また、金属をまったく使用しないので、金属アレルギーの心配もありません。もちろん、セラミックならではの美しい仕上がりにより、自然な見た目を再現できます。

セレック治療の流れ

【STEP1】古い詰め物・被せ物を除去
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【STEP2】形成
ムシ歯がある場合は、その部分を削り取ります。セレックの詰め物・被せ物が適合するように、歯の形を整えます。
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【STEP3】光学印象
専用の3D光学カメラで患部を撮影します。当院では最新式の光学カメラを導入しておりますので、より精巧なデータを取ることができます。
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【STEP4】修復部の設計
コンピュータ上に3D画像を映し出し、修復物を設計します。モニター上で歯の形態や咬み合わせの調整をします。
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【STEP5】修復物の製作
ミリングマシンと呼ばれる機械が、コンピュータで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出します。
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【STEP6】口腔内にセット
削り出された修復物を口腔内に接着し、固定させます。最後に磨き上げて完成です。

肉眼では見えない部位も完全に治療できます

マイクロスコープ治療

当院では、マイクロスコープを使った治療を行っております。マイクロスコープとは歯科専用の顕微鏡で、肉眼の3~20倍に拡大した視野で治療することが可能となります。これにより、より正確な治療ができ、どんなに微細な病変も見逃すことがありません。歯科医師として納得のいく治療をする上で、今ではなくてはならない設備と言えます。当院では一般歯科(ムシ歯治療)と根管治療、再生治療において手術用マイクロスコープを使い、より精密で高度な治療を行っております。

※マイクロスコープ治療は自由診療となります。

高度な技術を必要とするマイクロスコープ治療

マイクロスコープ治療マイクロスコープは、もともと耳鼻科や眼科で使われるようになった機材で、その後、脳神経外科、心臓外科などで使用されるようになりました。歯科治療に用いられるようになったのは1990年代ですが、日本ではこれを取り入れている歯科医院はまだ少ないのが現状で、全歯科医院の2~3%程度に過ぎません。つまり、多くの歯科医院ではいまだに歯科医師の勘と経験に頼った治療が行われているのです。

マイクロスコープの普及が遅れている原因としては、この機材が非常に高価であること、歯科領域で使われる歴史がまだ浅いことから教育の場が限られている、といったことが考えられます。マイクロスコープを十分に使いこなすには、歯科医師が知識と経験を身につけている必要があります。

当院におけるマイクロスコープを用いた治療

マイクロスコープを用いたムシ歯治療マイクロスコープを用いた治療
初期のムシ歯はほとんど痛むことがないので、患者様ご自身でも自覚することが少ないものです。そればかりか、歯科医師も見つけられないことがあるため、気づいたときにはムシ歯が相当進んでしまっているということが少なくありませんでした。

しかしマイクロスコープを使うと、肉眼では確認できないようなムシ歯や、僅かなヒビも発見できるので、ごく小さなムシ歯のリスクも見逃しません。また、ムシ歯を削る際にもMI(ミニマルインターベンション)が可能で、悪い部分だけを除去し、歯を削る量を少なくすることができます。

削った部分に詰め物を充填する際にも、マイクロスコープを使うことで、目に見えないような段差もなく、正確に詰めることが可能となります。これによりムシ歯の再発予防にも役立てることができます。

マイクロスコープを用いた根管治療
根管治療は、肉眼では決して見ることができない歯根の先端部分まで確認しながら治療する必要があるので、マイクロスコープが最も力を発揮する治療です。歯の中にある根管は、とても複雑に入り組んだ構造をしています。しかし直接見ることができないことから、これまではまったくの手探りで、経験と勘を頼りに治療を行ってきました。そのため正確な治療が施されなかった場合、予後が悪く、最悪の場合は抜歯せざるを得ないこともありました。

しかしマイクロスコープを使うことにより、歯の内部を拡大し、直接肉眼で根管内部を見ながら正確な治療ができるようになりました。そのため、従来では考えられなかった副根管の治療までできるようになり、治療のレベルを格段に向上させることができるようになりました。

マイクロスコープを用いた再生治療マイクロスコープを用いた治療
歯周病が進行すると、炎症が歯肉の奥深くまで達してしまい、歯周組織が破壊されていきます。その程度がひどい場合には、歯周組織を回復させるための歯周外科手術を行わなければならなくなります。その際に重要なのは、歯周病菌に感染した患部を完全に除去し、汚れをしっかり取ることです。マイクロスコープを使うことによって、これまで肉眼ではわからなかった感染部分の除去が可能となり、治療の精度が格段に上がりました。

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じっくりお話しすることは、治療の結果につながります

カウンセリング

当院では、通常の問診票によるものだけでなく、別途時間を設けて担当医によるきめ細かなカウンセリングを行っております。当院は、患者様のご要望に可能な限りお応えいたします。

一般的に歯科医師が患者様とのコミュニケーションを図るときは、診療台に座っていただいてから、という歯科医院が多いものです。しかし、当院では診療室とは別に完全個室のカウンセリングルームを設け、じっくりと患者様のお話を伺っております。診療台ではどうしても緊張してしまい十分に話せなかったことも、落ち着いた雰囲気の中であればくつろいだ気持ちになってお話しできることでしょう。現在抱えておられる悩みや治療に関わる不安など、お気軽にお話しいただければと思います。

患者様に納得していただいた上で治療をいたします

カウンセリング当院では、治療に関すること、その予後についてなどをていねいに説明し、患者様に納得していただいてから治療することを大切に考えております。まず患者様の主訴に耳を傾け、どのような治療法があるかを提示し、その中から患者様ご自身で選んでいただくというのが基本です。もちろん判断していただくために、豊富な症例から患者様が今どのような状態にあるのかをご説明し、治療法によってどのように違った結果が得られるかをわかりやすくご説明いたします。

たとえばクラウン(被せ物)の場合、補綴物によってどのような違いがみられるか。その材質をご説明するとともに、メリット・デメリットにはどんなものがあるのかを解説いたします。

ときには患者様からお聞きした主訴を医学的に判断し、主訴以外の問題があることをご説明することもあります。歯の痛みがあるという患者様の場合、まずはその直接の原因を取り除いたあとに、歯周病や咬み合わせの問題など、治療を通して見出した病変があることをご説明し、その治療をすることが根治のためには必要であることをお話しさせていただく、というイメージです。もちろん、その場合は改めてカウンセリングの場を設けます。

女性ならではの目線と心遣いが活きています

女性歯科医師

口腔内は「プライベート・ゾーン」と言えます。特に女性の患者様にとって、お口の悩みを相談するには、男性歯科医師よりも女性歯科医師の方が話しやすい場合があります。また男性の患者様の中にも、威圧感のある男性歯科医師より女性歯科医師の方が安心できるという方がいらっしゃいます。そんなときには、当院に所属する女性歯科医師をご指名ください。

当院には女性歯科医師が勤務しており、患者様一人ひとりに対して、ていねいな診療と女性らしい細やかな心遣いのある対応をしています。たとえば、歯並びを治して白く美しい歯にする、という場合。同じ高い技術をもって治療をしても、男性歯科医師と女性歯科医師とでは仕上がりに対する見方が異なることがあります。

「真っ白な歯にするのもよいけれど、お化粧で引き立つのはこちらの色かもしれませんよ」といった提案ができるのは、女性ならではの感覚と言えるでしょう。治療の中にもプラスアルファの感覚を活かした結果が得られる――女性歯科医師の効用は、こんなところに現れてきます。

まずはご相談ください

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